人も獣も。

今朝は朝一で春野町のジミートさんへ行ってきました。鹿の皮と、設置させていただいていた冷凍庫を引き取りに行ってきました。
実は、ジミートさんへの皮回収は本日で最後となります。

新聞をご覧になられてご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ジミート事業を含むNPO「はるの山の楽校」が解散となりまして、MTB事業を除く全ての事業が廃止となります。
学校関係の合宿所としての事業が新型コロナの影響で壊滅的となり、その上静岡県で豚熱(CSF)が出て猪の入荷もなく、ジビエ事業も同じく存続が難しくなったというのが主な理由のようです。

こんな所にまで新型コロナの影響は及んでしまいました。加えて猪の豚熱(CSF)です。山の村にとっては人も獣もウィルスの影響を受け、二重苦となってしまいました。皆さん頑張っていらしたのを知っているので本当に残念で仕方ありません。

春頃企画しておりました、「天竜ジビエフェス」もジミートなしでの開催は考えられないということで、一旦凍結となりました。これもまた残念。。。

 

静岡県で豚熱(CSF)が出て数か月。

静岡県/CSF(豚熱)関連情報
CSF(豚熱)の関連情報

県内だけでも二百頭近くが陽性報告されています。

CSFは、豚やイノシシには強い伝染力を持つ病気ですが、人に感染することはありません。(CSFについて(食品安全委員会))(外部サイトへリンク)

感染した豚の肉が市場に出回ることはなく、仮に感染した豚・イノシシの肉や内臓を食べても人体に影響はありません。

CSFワクチンは豚に免疫をつけるためのもので、肉の安全性に影響はなく、接種した豚肉を食べても人体に影響はありません。
生の豚肉やイノシシ肉を含む生ごみ等は、野生イノシシと接触しないように管理し、お住まいの市町のルールに基づいて適正に廃棄してください。

県民の皆様は、死亡したイノシシを見つけた場合には、接触しないようご注意いただき、お住まいの市町の農業担当課に一報していただくようお願いします。

静岡県公式HPより転載

というわけで食べても大丈夫なんですが、感染は防止しなくてはいけません。家畜の豚にも感染しますからね。

捕獲した猪が感染しているとわかったら、1.5m以上の穴を掘って埋めたり、車も道具も全て消毒しなくてはいけなかったりで、非常に手間がかかるんだそうです。

鹿だけを罠猟で獲ることは不可能なので、罠猟自体ををする人が減っています。当然、鹿の捕獲量も減っています。

CSFウイルスの侵入を防ぐため、令和元年9月から野生イノシシの経口ワクチン散布が実施されていますが、全ての猪に行き渡るわけもなく。共食いをする猪の性質上、感染して弱った猪は容易に捕食され、感染を広げていると考えられます。

ワクチンで免疫を得た個体が増えるまでに何年かかるのかわかりません。

というわけで、竹染さんがストックしてくださっている猪皮があればあと数枚入荷しますが、今後数年の間は猪皮は入荷しないかもしれませんので、さらに貴重な革になってしまいました。

鹿の皮はジミートの天野さんが猟友会で捕獲した個体が出れば引き続きご連絡下さるそうなので、SpiralDanceの出番はまだまだありそうです。

引き続き、ますます貴重になった野生動物の皮を最大限に生かせるように努めたいと思います。

片道1時間かかるジミートへの道。すっかり慣れて、全く遠くに感じません。誰か引き継ぐ人が現れて、また通えるようになるといいな。

 

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