MOONCASTLE カシミアセーターのあれこれ。その2【編みとシルエットの話】

MOONCASTLEカシミアセーター受注会、絶賛開催中です!ご来場いただきましたみなさま、オーダーいただきましたお客様、本当にありがとうございます。

本日はMOONCASTLEカシミアセーターの【編みとシルエット】について。

スタッフの森山さんより教えていただきました。

◯編み方とシルエットの説明
弊社のカシミヤセーターは7Gの畔編みを採用しています。ネックはボトルネックを採用しており、1枚でもサマになるフィッシャーマンセーターを彷彿させるシルエットになっています。


(片畔編み)編み方の特徴は以下の通りです。
1.凹凸感
厚手のニットにはよく使われる技法ですが、実は非常に高度な編み方をされています。使う糸や縫製によって着心地や肌触りに露骨な違いが出ることから、高い質と技術が要求されるからです。厚手のものによく使われていること、高い質と技術が必要なことから、おのずと高単価な製品で用いられることがよくあります。そのため、畦編みは高級感も感じさせるテイストも漂わせてくれます。

ムダを削ぎ落とした畦編みニットは美しい凹凸感こそがポイントです。
世界を牽引するブランドにもひけをとらない緻密な度詰め編みと、しっとりとした滑らかな肌触りはハイテク機械にはない昔ながらの編み機による編み立てでなせる匠技です。この美しい凹凸感こそ、日本製の技術がより活きる編み方ではないでしょうか。

2.伸縮性

袖を通してわかるのはストレスフリーな程よい伸縮性です。
凹凸感によりテンションがうまれ、肌触りの良さだけではなく滑らかな着心地を与えてくれるのです。


3.重厚感
畦編みは厚手のニットによく使われます。厚手でないとこの編み方ができないといってもいいでしょう。そのため、重厚感のあるしっかりとした素材感のニットで表現されます。畦編みの独特な凹凸感が絶妙なアクセントにもなることから、1枚でもサマになるニットとしても使うことができます。そして、重厚感があることにより、防寒性や耐久性を高められているともいえます。しっかりと寒さをしのぐことができるニットの特徴のひとつともいえるのではないでしょうか。

MOONCASTLE 森山さん資料より引用

ご覧いただくとお分かり頂けると思うのですが、私の知る一般的なカシミアセーターってもっと薄いイメージなんです。MOONCASTLEのカシミアセーターはえ?これ全部カシミア?!まじすか?って厚み。

しっかりと編み込まれていますが、もちろん滑らかさも生かされています。

ニットカットの価格は糸量で決まると思うのですが、そこはファクトリーブランドだからこそ実現できるコストパフォーマンス。これ、ハイブランドでやったら桁が変わります。たぶん。

ご来店いただきましたお客様にご試着いただきましたのでパチリ♪

カジュアルにはもちろん。こんな感じのちゃんとした服装にも似合います♪

フィッシャーマンセーターをイメージしたこれ以上ないくらいシンプルなデザインで、あらゆるコーディネートにご使用いただけます。

シンプルで無茶苦茶かっこいい。

そしてこのボトルネックは大きめに着ると可愛くもあるので不思議。女性にも是非お試しいただきたと思います。

締め付け感がありませんのでタートルネックは苦手という方も是非!

次回はお手入れについてのお話。

今日は台風の予報ですが、今のところ静かです。Spiralは通常通り営業しております。ご来店の際はくれぐれもお気をつけてお越しください。

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