ヘンリーネック。色々。

毎年各社よりリリースされるヘンリーネックTシャツ。

みなさんお馴染み、前中心の胸の辺りまで開きがあって、ボタン留めしたカットソー。

今年も数型入荷しております。

さて、色々入荷したのでご紹介を、と思って、ふと。

ヘンリーネックのヘンリーってなに?って今更思ったテンチョー。

調べてみましたヨ。

ずーっと前に調べた気もしますが、忘れちゃったよね。

もう、この仕事18年近くやってますが、服飾系の学校を出たわけでもなく、どこかのお店に勤めて修行したわけでもなく、「ど」がつく素人でございますので、実は(みんな知ってるかw)知らないことだらけなんです。

自主勉しても忘れちゃうし。忘れちゃったらまた調べればいんです。いい時代だなー。

さて、

ヘンリーネックのヘンリーとは。

多分、たどってたどっていくと、イングランドの王様ヘンリー2世のヘンリーじゃないかと思われます。

ヘンリー王の名前がついたイングランドのヘンリーオンテムズで開催されるヘンリーロイヤルレガッタというボート競技の漕手が着ていたユニフォームが最初だとか。

イギリスがどうだかよくわかりませんが、アメリカでは丸首、クルーネックのTシャツが大衆に普及したのが1930年代頃ですから、そのちょっと前。

ほうほう。そのユニフォームってどんなん?と思って検索しましたが、それらしき画像は見つからず。

それらしきといえばこれくらい?でもこれ、クルーネックにテープつけてあるだけだし(T_T)

https://skipbaker.tumblr.com/tagged/sb

最近の画像でもだれもヘンリーネックなんて着てないしw

ヘンリーロイヤルレガッタ説、怪しいw

Tシャツの登場前は平織りの布帛でインナーを作っていましたから、首周りに開きを作ってボタンを配すのは当然だったと思います。カットソー生地になってもそのディティールが残って、やがてリブが発明されてクルーネックへと進化したのかな。

なにはともあれ、クルーネックよりは古い時代のカットソーには間違いなさそうなヘンリーネック。着ればそこはかとなく古臭いイメージで格好良いのです。

映画にもほんと良く出てくる。

シャツから覗くと素敵です。一枚で着てももちろん格好いい。

かつては完全に下着だったTシャツだって、今では堂々と着て外を歩けるわけですから、フシギなものです。

シャツの裾だって時代によって入れたり出したり、どっちだって格好良ければよいのです。

あれこれ入荷していますので、ご自身に合うヘンリーネックを見つけてくださいね♪

オルゲイユの今季のヘンリーTシャツは結構厚手。

よくよく見るとストライプになっているのがおしゃれ。

昨年のオルゲイユは前たてがベージュでより古臭い印象♪ゴッドファーザーとかお好きなこってり派にはこちらがおすすめ。

同じく生地はちょっと厚手です。身幅もあるので、ゆったり着ていただいても良い雰囲気がでると思います。

対して薄手で肌触りがやさしいと言えば、、、Loop&Weft

オルゲイユとパターンも大きく違っていて面白いです。わざと肩線を外した縫製だったり、

ボタンは洗っても割れにくい素材になりました。

首周り、袖先、サイドの裾にパイピングが入ります。ふわふわの着心地をお楽しみいただけます。

それから、ご紹介する前にあれよあれよと最後の一枚になってしまったダリーズのSpinner

ムラ糸の表面を焼いたコットンを使用していますので、肌触りなめらか。

やや緑がかったチャコール。この微妙な色味も魅力の一つです。黒蝶貝のボタンがさり気なく光ります。

そして最も薄手で、スルスルした肌触りがたまらないのがUESのスーピマヘンリーネック。

めちゃくちゃ気持ちの良い肌触りなので、是非手にとっていただきたいと思います。段リブもおしゃれ♪

ボート乗りといえば、もっと面白いカットソーも入荷しております。

それはまた次回、ご紹介いたしますね。

明日は定休日となっております。

また金曜日、皆様の御来店を元気にお待ちしております!

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